”地方大学院生”は絶対に授業料免除を申請するべき!!その理由
授業料免除を申請していたおかげで難を逃れました。
いや~危なかった。口座にお金がなかったのでひじょーに焦りました。
なんせ授業料払い込みの〆切は4月末日…。とっくに過ぎてます!
記帳をほぼ1年ぶりにしたおかげです。
こまめに記帳することの大事さがよくわかりました…。
しかし、改めて授業料免除を申請するだけでもメリットがあると気づけました。
授業料免除制度
- 経済的理由によって入学料の納入が困難であり、かつ学業成績が優秀と認められる者
入学前1年以内に、学資負担者が死亡し、又は本人若しくは学資負担者が風水害等の災害を受けたことにより、入学料の納入が著しく困難であると認められる者
僕のような”地方大学院生”は絶対に授業料免除を申請するべきです!
理由は3つあります。
1.「成績優秀」のハードルが低い!
2. ライバルが少ない!
3. 徴収猶予がつく!
1. 「成績優秀」のハードルが低い!
大学院に進学してはじめて授業料免除制度に出会います。
院生向けなんですね。この制度。
学部時はまず奨学金制度に出会います。
そして極一部の本当に成績優秀な学生だけが、利息なしの奨学金を受け取ることを目にします。
学部時に成績優秀のハードルの高さを知り、授業料免除に申請しない人もいますが、それは非常にもったいないことです!
なぜなら、大学院では「成績優秀」のハードルが著しく落ちるからです!
成績の指標といえばGPAですね。
GPA
GPA(Grade Point Average)とは、各科目の成績から特定の方式によって算出された学生の成績評価値のこと、あるいはその成績評価方式のことをいう。
成績優秀のボーダーは3.0以上からです。
結論からいうと、大学院では3.0以上のGPAはとれます!
学部時より好成績をとりやすいんですね。
理由は2つあります。
-
努力が成績に反映されやすい
進学したら自分の研究領域の授業をとりましょう。
大学4年時から研究室に配属されるため、マジメに研究に取り組めば大学院の授業の予習にもなります。
院生は学生ではなく研究員です。
研究室や学会でプレゼンする機会があります。そのため、院生は自然と教授と関わる機会が増えます。
自分の研究領域の授業は指導教授が教えています。
普段からマジメに取り組んでいる姿を教授に見せましょう!
成績を盛ってくれることもありますし、テストの問題を質問したら教えてくれることもあります。
努力が確実に成績につながりやすいことが、学部時との大きな違いですね。
-
地雷科目がない
努力しても成績につながらない、どころか単位を落とすこともある。そんな科目を地雷科目とよびます。
というか一般教養科目(ぱんきょう)のことです。
僕はこれに苦しみました(笑)
いい点とれないんですよね。全然。体育とか。
ぱんきょうはどうしても専門科目よりも軽く扱われがちです。
そのため、中には無駄に張り切って専門科目よりも厳しくする先生方もいらっしゃます。気を付けましょう。まさに地雷そのものです。
楽なぱんきょうの情報を得ていない学生は地雷を踏む可能性が高まります。
ちゃんと周りから情報もらいましょう。
コミュ障にはつらい世界です。
しかし!大学院では専門科目の授業しかありません!
さっき書きましたが、マジメに研究に取り組んでいれば好成績が取れます!
大学4年生で研究室に配属されたあとは、研究室での生活が中心になります。
研究室の先輩と自然にコミュニケーションをとるようになるため、仲良くなれます。
過去問の情報も快くおしえてくれるでしょう。
コミュ障にはやさしい世界です。
このように大学院ではマジメに取り組むことで確実に成績につながるため、「成績優秀」のハードルは決して高くありません。
授業料免除を申請しない手はないですね。
2. ライバルが少ない!
ライバルというのは同じ大学に通う院生のことです。
各大学に授業料免除の予算というものがあります。
ライバルが少ないというのは、院生の数が学部時よりも減るためです。
学部生全員がそのまま大学院に進学することはありません。
院進学せずに、就職する人がいますからね。
地方国立大学では首都圏大学に進学する人もいます。いわゆる学歴ロンダってやつです。
そのため、地方国立大では学部生よりも院生の人数は確実に少なくなります。
3. 徴収猶予がつく
3つめは授業料の徴収期間が猶予されることです。
授業料免除を申請するだけでもメリットがあるとは、このことです。
冒頭の僕のようなケースですね。
大体は授業料免除・徴収猶予はセットになってます。
今手元にお金がなくてもあとで溜まったら払うってこともできちゃうわけです。
また、経済的に余裕のある院生も申請するべきです。
学部時の奨学金申請のように、めんどうな説明会はありません。
授業料免除の申請書、住民票、所得税証明書などをそろえて提出するだけです。
結果免除されなくても、奨学金という名の「借金」を背負わされるわけではないですから、申請することのデメリットは特にないです。
僕の周りの院生は、ほとんどが全額免除か半額免除されました。
少し書類を書いて提出するだけで数十万稼げるアルバイトと考えたら割がよすぎですね。
絶対に申請しましょう!!
まとめ
授業料免除制度は大学院生にとって強い味方です。絶対に利用しましょう。
さらに、授業料免除制度と奨学金制度は併用できます!
僕の先輩では制度を併用して一切お金を払わずに、奨学金で30万をもらった方もいらっしゃいます(笑)
法人化以後、国立大学は各国立大学法人が独自に運営するようになりました。特に人の集まりづらい地方国立大学ではあの手この手で学生を確保しようとしています。
そのため、意外と支援が手厚いことも地方国立大学の特徴です。
奨学金も日本学生支援機構のものだけでなく、学内掲示板を確認すればさまざまな支援団体があることに気づくはずです。
制度をフルに活用して快適なキャンパスライフをおくりましょう!